色々なものにメリットとデメリットがあるように、不動産売却にもメリットとデメリットがあります。概して言えば、不動産売却にはデメリットは少ないと言えます。居住用財産と投資用財産ではメリット・デメリットは変わってきます。一般的に不動産売却のメリットはやはり売却による収入が入ることと、自分のライフスタイルにより合った不動産に新たに移ることが可能となったり、その売却益を元手に新たな投資ができるということがあります。また、固定資産税などの税金を払わなくて済むようになります。デメリットは今後高く売れるチャンスを逃します。しかし固定資産税を払い続けてまで保有するメリットが見えてこないなら、不動産は売却をした方がいいです。
【売却のメリットとは？】
■現金化により資産の組み替えが可能となる
売却で得た資金を有効に使えば、その後の収入や支出の改善につなげることができます。
例えば、借入を返済することで、その後の利子負担がなくなります。株など、新たな資産の
購入で、収益を高めることも可能です。売却で得た資金で、他の不動産を購入することも可能
です。「多少狭くなっても構わないから、便利な場所に住みたい」といったことも実現できます。
■税負担の軽減
不動産を保有していることでかかる税金を軽減できます。不動産を手離しますので固定資産
税や都市計画税の負担はなくなります。相続のとき売却収入により、相続が発生した場合の
「納税資金」を確保することができます。もっとも、売却収入も相続財産ですので、相続税その
ものは増えますが、納税の「しやすさ」は大幅に高まります。
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