相続のトラブルと言えば、必ず土地が登場するというくらい、土地関連のトラブルは大変多いです。実家の土地の価値と残っている現金の額では差があり、平等に財産を分割できないケースや、ご両親の面倒を見てきた方から “親の面倒は、私がみてきたし、実家はもらうね” といきなり主張されるケースなど解決しなければならない課題がたくさんあります。

相続財産のおよそ7割が土地と建物であるため、トラブルが多いといえるのですが、それだけでなく、土地は現預金や株式と異なり次のような特徴があるのでトラブルになりやすいです。

・簡単に分割できない

・価値が分かりにくい

具体的なトラブル例として

① 売ってお金に換えたい人、そのまま残したい人それぞれの思いがあり全員の意向が一致せず相続の手続きや売却の手続きができない。
② 平等にするために共有持ち分としたが、共有持分にしたことでお子さんの世代やお孫さんの世代に大きな荷物を残すことになってしまった。
③ 実家を相続しようと不動産関係の書類を取り寄せてみると、名義人が祖父のままで、遡って書類を作成する必要になった。(相続人の内誰か一人でも反対すれば名義を変えられない)
④ 現金を相続しない場合、相続税は貯蓄から支払わなければならなかった。

土地を分割する方法としては、土地をそのまま分ける「現物分割」、土地を売却してお金に換算する「換価分割」、家を相続した人が他の相続人に金銭で払う「代償分割」、相続人みんなで共有する「共有分割」があり、遺言書で作成しておくことも大切なことですが、それでも「争族」が予想されるならば、現金化するなど流動資産に変えていく方法も考えなければなりません。

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