「築20年だから価値はない」「築10年以内なら安心」
そんな風に“築年数”だけで中古住宅の良し悪しを判断していませんか?

確かに築年数は重要な指標ですが、**本当の価値はもっと多面的に見る必要があります。**今回は、中古住宅の見極めにおいて知っておきたい「築年数以上の価値」についてご紹介します。

なぜ“築年数=価値”ではないのか?

不動産の世界では、築20~25年を過ぎた戸建住宅は、建物の価値がゼロに近いと見なされることがあります。しかし、これはあくまで「減価償却上の考え方」であり、実際の住み心地や安全性、建物の状態とは一致しません。

築年数以上に見るべきポイント

✅ 1. 建物の構造と施工品質

  • 木造でもしっかりした基礎と構造設計で建てられた家は長持ちします。
  • 建築当時の施工会社や建築確認書を確認すると◎

✅ 2. メンテナンスの履歴

  • 外壁や屋根、給排水設備など、定期的な修繕が行われてきたかが大切。
  • リフォーム済みというだけでなく、**“誰がどう直したか”**の記録が価値の証です。

✅ 3. 住環境・立地条件

  • 日当たりや風通し、周辺環境、駅までの距離、地域の治安などは築年数とは無関係。
  • 今後の資産価値にも大きく影響する要素です。

✅ 4. 耐震性・断熱性のレベル

  • 特に1981年以前に建てられた建物は旧耐震基準。耐震補強の有無をチェック。
  • 断熱性能は光熱費と快適性を左右する重要要素です。

中古住宅の価値を正しく見極めるには?

  • **インスペクション(建物診断)**を活用して、第三者のプロによる評価を受けましょう。
  • 気に入った物件があれば、価格だけでなく「今後いくらかければ安心して住めるか」まで含めて考えることが大切です。

まとめ:中古住宅選びは「築年数+中身」で判断を

中古住宅は、“築年数”だけで選ぶと本当に価値ある物件を見落としてしまうことがあります。建物の状態、手入れの内容、立地や生活環境をトータルで見て判断すれば、予算内でも質の高い住まいに出会えるはずです。

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