「高齢者」の定義を75歳にしようという議論があるほど、今の60代は若々しい。しかし仕事の定年という一つの区切りを境にライフスタイルも変わってきます。 これからの人生をどう豊かにしていくか、夫婦で会話をしながら、資産の「棚卸し」について考えることをお勧めいたします。

夫婦でも、お互いの資産状況を把握しきれていない場合も多いようです。 預貯金や生命保険、有価証券のほか不動産、そして負の資産である「ローン(借金)」も含めて全て書き出す。 金融商品は金融機関、支店名、口座番号など、不動産は所在地、面積も記載します。 どこに、どんな財産がいくらあるのかを具体的に書き出したら、それが今後必要かどうかを夫婦で話し合います。 不要なものは解約、換金をしましょう。 お付き合いで加入した生命保険や、多すぎる預貯金の口座などを見直し整理するチャンスでもあります。

□ 手元の資産を全て書き出す
□ 夫婦で資産の「必要」「不要」を話し合う
□ 銀行(預貯金)、証券会社(投資信託、債券、株式)の口座を整理
□ 生命保険を見直すとともに、相続対策として必要なら再検討する
□ 不動産は「時価」「相続税評価額」を把握。
□ 相続税の特例について最新知識を得る
□ 受給できる公的年金の額を把握する
□ 調査結果などから「リタイア後」の生活をイメージする
□ 余裕がありそうなら、子どもや孫に生前贈与を検討する

特に、相続を争族にしないためには生前対策が必要です。 しかし、相続対策をしなければならないと思っているけれど、どこから手をつければいいのかわらかないという方が大勢います。

対策を打つためには現状の財産を把握しなければなりません。 そこで、自分の財産が、どこにどれだけあるのかをすべて把握する〝財産の棚卸を行うのです。 財産の棚卸で財産の明細(財産目録)を作り、その財産を評価する必要があります。
財産目録を作成するにあたって財産評価を行う必要がありますが、特に不動産評価額については注意が必要です。  相続税納税用の評価額は路線価によりますが、財産目録の場合は実勢価格により評価します。

そして、自分の財産を、どのように相続してほしいかを明確にしておくことが大切です。 遺言書を作成し、自分の意思をはっきりさせておくことで、相続争いはある程度防ぐことができます。 また、財産を分けやすくしておくということも重要なことです。財産を不動産ばかりに偏らせない、建物を建てない土地を残しておくといったことが考えられます。

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