不動産を売りたい、そう思い立ったときにまずあなたがするべきことは何でしょうか?いったいどんな準備をし、どんなところに注意をしなければならないのでしょうか?あなたが「売主」として考えるべきことも含め、不動産を売る前に知っておきたいポイントをまとめてみました。

■不動産を売り出すまで
住まいを売却することは、何度も経験することではありません。はじめに全体の流れを理解しておけば行動しやすくなるでしょう。

ステップ1;不動産情報の整理と必要書類の準備
不動産の売却は、他の物品の売却と同じように、売出す物件の情報を把握しておくのは、売主として当然のことです。と言っても、土地(敷地)の坪数くらいしか覚えていないのではないでしょうか。実際に売却するまでの過程では、提出する書類を揃えることになるため、必然的に物件の情報も知ることになるのですが、予め用意しておくと、慌てずに対応できますし、物件のアピールポイントも整理できます。

①登記簿謄本(登記事項証明書)
②固定資産税課税明細書
③重要事項説明書

ステップ2;価格相場を知る
不動産会社に相談する前に、自分で相場を調べ、ある程度の価格イメージを持ちましょう。相場を調べる方法としては、国土交通省が公表している「地価公示」や「不動産価格指数(住宅)」、「都道府県地価調査(都道府県)」などを参考にすることができます。実際に売りに出されている広告を探し、周辺の物件がどのくらいの価格で売りに出されているかを把握しておくことも大切です。

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