空き家を“現況のまま”売る方法と注意点【staff:臼井】
こんにちは、臼井です!
今回は、空き家を“現況のまま”売る方法と注意点についてご紹介します♪
「もう長く使っていない家を片付けて売るのは大変そう……」
そんなときに検討したいのが、“現況のまま売却” という方法です。
これは、リフォームや解体をせず、現在の状態のまま買主に引き渡す売却方法。
最近では、相続した実家や地方の空き家を中心に、この形で取引するケースが増えています。
■ “現況のまま”売るメリット
- 手間とコストを抑えられる
リフォーム費用や残置物処分の費用をかけずに済むため、
初期負担を最小限に抑えることができます。 - 売却までのスピードが早い
現況渡しを希望するのは、主に再販業者やリノベーション目的の買主。
購入判断が早く、契約までの流れもスムーズです。 - 遠方の空き家にも適している
現地に何度も足を運ばずに済み、管理の手間も軽減されます。
■ 注意すべきポイント
- “瑕疵(かし)担保責任”の扱いを確認する
現況渡しの場合でも、売主が知っていた重大な不具合(雨漏り・シロアリ被害など)を
隠していた場合は、契約不適合責任を問われる可能性があります。
事前に専門家による簡易調査(インスペクション)を行うと安心です。 - 残置物の扱いを契約書で明確にする
家具や家電、日用品などを置いたまま売る場合、
“引き渡し後の処分責任は誰にあるのか”を契約書で明確にしておきましょう。 - 相場より安く見られる傾向がある
現況渡しは「手をかける前提」の物件として評価されるため、
同条件のリフォーム済み物件より価格が下がるのが一般的です。
“スピード重視”か“価格重視”か の目的をはっきりさせておくことが大切です。
■ スムーズに売るためのポイント
- 不動産会社に「現況のまま買い取ってもらえる業者」を紹介してもらう
- 現状の写真を整理し、「どの程度の修繕が必要か」を説明できるようにする
- 自治体の補助制度(空き家バンクや解体費助成)も確認しておく
現況売却は、「なるべく早く手放したい」「遠方で管理できない」という方に最適な方法です。
一方で、手放した後の責任範囲や契約内容をしっかり確認することが、トラブル防止のカギになります。
■ まとめ
空き家を“現況のまま”売るという選択は、
「手間をかけずに資産を整理する」ための現実的な解決策です。
ただし、売主にも最低限の説明義務や注意点があります。
信頼できる不動産会社や専門家に相談し、最適な形で進めていきましょう。

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