網膜剥離のこと 舞鶴 福知山 綾部【staff:横山】
いつも登記のことや不動産のことばかり書いていますので、きょうは全く関係のないことを書きます。
今年の6月のことです。
外出中にいつのまにか右目の視野の左下あたりに、薄ピンク色の泡のようなものがあるのに気がつきました。
こすってみてもなくなりません。
痛くもかゆくもないのですが気色が悪いので、帰ってきて妻に話したら、眼科で見てもらった方がいい。
というので、午後一の診察に近くの眼科医院に行きました。
初診でしたので、だいぶ待ってやっと見てもらったのは3時近くになっていました。
いくつかの検査を受けて結果を待って、もう一度呼ばれると先生が深刻そうな口ぶりで
「網膜剥離です。すぐ手術をしないと失明するかもしれません。市民病院にその手術が出来る先生が
いればすぐやってもらえますが、いなければ京都まで走って行かなくてはなりません。」
「いまから確認するので、奥様にすぐ来てもらってください。」
とのこと、
幸い市民病院に網膜剥離の手術が出来る先生がいて、
「いま他の患者さんの手術をしていますので、それが終わったらすぐしてもらいましょう。」
ってことになりました。
後からネットで調べたら、若い人の網膜剥離は、進行が遅いのでそんなに急いでで手術
しなくてもいいみたいなのですが、高齢になるとアッという間に剥離が進んで失明する可能性がある
みたいなことが書いてありました。
妻が駆けつけてくれて、家に帰ることもなくそのまま市民病院に入り、もう一度検査してもらって
結局夕方6時頃から手術が始まりました。
トントン拍子じゃなく、あれよあれよという間にことが進んで、いま手術台に乗っています。
カッと目を見開かされて、明るいライトが当たって何も見えないまま、局所麻酔なので
手術中の先生の声が聞こえるのは、経験したことのない衝撃的なものでした。
痛くはなく1時間半ほどで終わりましたが、何されてるんやろ?とズッと思っていましたので、
時間は短く感じました。
後から手術前にもらっていた手術説明書を読んで見ると、なんと眼球に細い注射を3本刺して処置していたそうな。
あ-怖。事前に読まなくて良かった。結果オ-ライ。
目にガスを入れて、はがれた網膜をガスの力で押しつけて、剥がれないようにするとのことで、
術後3日間はご飯の時以外はうつぶせ姿勢で過ごします。
昼間でもキツいのに夜うつぶせで寝るなんて、ありえへんほど大変でした。
「普段うつぶせ寝をしている人はできるんちゃうか?」と思うかもしれませんが、
その人はたぶん顔は横向きになっていると思います。
顔までうつぶせは、いくらド-ナツみたいな枕もらってもキツい
結局10日間の入院でした。
「網膜剥離の場合後から白内障が出るので、同時に白内障の手術もします。」
と言うことで、今はほんとに良くなって前より右目が明るくなりました。
光がたくさん入ってきているって感じです。
おかげさまで、あの眼科医院の先生の対応がほんとに良かったために、
いま車にも乗って何処へでも行けるようになりました。
ありがとうございました。
と言うことで、闘病記は終わりにします。
目に異常があったらすぐ診てもらいましょうね。
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