空き家を“現況のまま”売る方法と注意点【staff:臼井】

こんにちは、臼井です!

今回は、空き家を“現況のまま”売る方法と注意点についてご紹介します♪

「もう長く使っていない家を片付けて売るのは大変そう……」
そんなときに検討したいのが、“現況のまま売却” という方法です。
これは、リフォームや解体をせず、現在の状態のまま買主に引き渡す売却方法。
最近では、相続した実家や地方の空き家を中心に、この形で取引するケースが増えています。

■ “現況のまま”売るメリット

  1. 手間とコストを抑えられる
     リフォーム費用や残置物処分の費用をかけずに済むため、
     初期負担を最小限に抑えることができます。
  2. 売却までのスピードが早い
     現況渡しを希望するのは、主に再販業者やリノベーション目的の買主。
     購入判断が早く、契約までの流れもスムーズです。
  3. 遠方の空き家にも適している
     現地に何度も足を運ばずに済み、管理の手間も軽減されます。

■ 注意すべきポイント

  1. “瑕疵(かし)担保責任”の扱いを確認する
     現況渡しの場合でも、売主が知っていた重大な不具合(雨漏り・シロアリ被害など)を
     隠していた場合は、契約不適合責任を問われる可能性があります。
     事前に専門家による簡易調査(インスペクション)を行うと安心です。
  2. 残置物の扱いを契約書で明確にする
     家具や家電、日用品などを置いたまま売る場合、
     “引き渡し後の処分責任は誰にあるのか”を契約書で明確にしておきましょう。
  3. 相場より安く見られる傾向がある
     現況渡しは「手をかける前提」の物件として評価されるため、
     同条件のリフォーム済み物件より価格が下がるのが一般的です。
     “スピード重視”か“価格重視”か の目的をはっきりさせておくことが大切です。

■ スムーズに売るためのポイント

  • 不動産会社に「現況のまま買い取ってもらえる業者」を紹介してもらう
  • 現状の写真を整理し、「どの程度の修繕が必要か」を説明できるようにする
  • 自治体の補助制度(空き家バンクや解体費助成)も確認しておく

現況売却は、「なるべく早く手放したい」「遠方で管理できない」という方に最適な方法です。
一方で、手放した後の責任範囲や契約内容をしっかり確認することが、トラブル防止のカギになります。

■ まとめ

空き家を“現況のまま”売るという選択は、
「手間をかけずに資産を整理する」ための現実的な解決策です。
ただし、売主にも最低限の説明義務や注意点があります。
信頼できる不動産会社や専門家に相談し、最適な形で進めていきましょう。

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