
家づくりや不動産購入の第一歩となる「土地探し」。一生に一度の大きな買い物だからこそ、「ここに決めてよかった」と心から思える土地を選びたいものです。しかし、価格や立地だけで決めてしまうと、住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうことも。
今回は、土地選びで失敗しないために押さえておきたい5つのポイントを解説します。これから土地探しを始める方は、ぜひ参考にしてください!

1. 地盤の強さと災害リスクを確認する
見た目が同じように見える土地でも、地盤の強さは場所によって大きく異なります。軟弱な地盤に家を建てると、地震や沈下のリスクが高まるため、事前に必ず確認しましょう。
チェックすべきこと:
- 地盤調査の有無(購入前に相談できるとベター)
- 地域のハザードマップ(洪水・地震・液状化など)
- 過去の災害履歴(自治体のホームページで確認可能)
安全・安心な暮らしを実現するためには、「土地の履歴」を知ることが大切です。
2. 周辺環境と生活利便性をチェック
土地そのものが良くても、周囲の環境が暮らしに合わないと後悔のもとになります。実際に現地を訪れ、周辺の雰囲気や生活インフラを確認しましょう。
見るべきポイント:
- 最寄り駅やバス停までの距離
- スーパー・病院・学校・公園などの施設の位置
- 車の交通量や騒音、街灯の有無、治安の良し悪し
できれば「平日・休日」「昼・夜」など、時間帯を変えて複数回訪問することで、本当の街の表情が見えてきます。

3. 土地の形状と接道状況を確認する
土地には「整形地(四角形)」と「不整形地(変形した形)」があります。整形地は建築の自由度が高く、建てやすい一方で、不整形地は価格が安めなこともありますが、設計の自由度が下がる場合も。
また、道路にどのように接しているか(接道義務)も要チェック!
確認ポイント:
- 接道幅は2メートル以上あるか(建築基準法上の要件)
- 前面道路の幅員(4m未満の場合は再建築に制限がある場合も)
- 私道の場合は通行・掘削の権利関係が明確か
見た目ではわかりにくい部分なので、不動産会社に図面や法的条件をしっかり確認しておくことが大切です。
4. 周辺の将来性を調べておく
今は静かで落ち着いた地域でも、将来的に開発が進んで騒がしくなる可能性や、逆に商業施設が撤退して不便になるケースもあります。「今だけ」で判断せず、将来の街の動向も意識しましょう。
調査すべきこと:
- 都市計画区域内かどうか
- 用途地域(住居系、商業系など)とその制限
- 近隣の開発計画や再開発情報
自治体の都市計画課などで情報提供を受けることも可能ですので、気になるエリアがあれば調べてみましょう。

5. 法的制限と建築条件をチェック
土地には、建ぺい率・容積率・高さ制限・景観条例などの法的な制限があります。また、売主が「建築条件付き」で販売している場合、指定された建築会社で家を建てる必要があります。
ここを確認:
- 建ぺい率・容積率(家の大きさに直結)
- 建築条件付きかどうか
- 隣地との境界が明確かどうか
後から「こんな家を建てられないとは思わなかった…」とならないためにも、土地と建物はセットで計画を立てるのが基本です。
まとめ:土地選びは「見えない情報」まで確認がカギ!
土地は「買って終わり」ではなく、「住んでからが本番」です。価格や広さだけで判断せず、地盤・環境・法律・将来性といった“見えにくい要素”まで含めて検討することが、後悔しない土地選びのポイントです。
購入を検討する際は、信頼できる不動産会社や建築士と連携しながら、じっくりと選んでいきましょう。
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