中古住宅は、価格が比較的手ごろで、実際に建っている家を見てから購入できるというメリットがあります。しかしその反面、「購入してから後悔した…」という声も少なくありません。今回は、中古住宅購入後にありがちな失敗例と、それを防ぐための対策を紹介します。これから購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

【失敗1】想定外の修繕費がかかった

■ よくある声:
「入居してすぐに給湯器が壊れた」「水漏れが発覚した」など、購入後に修繕が必要になり、予算をオーバーしてしまうケースです。

■ 対策法:
購入前に建物状況調査(インスペクション)を依頼し、配管・給湯器・屋根・外壁・床下など、見えにくい部分までチェックしておくことが重要です。特に築20年以上の物件は、リフォーム費用を想定した上で予算を組んでおきましょう。

【失敗2】希望のリフォームができなかった

■ よくある声:
「壁を取って広いリビングにしたかったのに、構造上できなかった」「間取り変更に予想以上の費用がかかった」

■ 対策法:
購入前に構造(在来工法か2×4工法か)を確認し、リフォーム業者に事前相談しておくのがベストです。特に耐力壁は取り外せないため、「自由にリフォームできる」と思い込まないことが大切です。

【失敗3】日当たり・風通しが悪かった

■ よくある声:
「内見時は気づかなかったけど、実際に住んでみると昼間でも暗い」「窓を開けても風が通らない」

■ 対策法:
内見はできるだけ「晴れた日の昼間」に行い、実際の明るさや風通しを体感しておきましょう。また、周囲の建物の影の影響も確認すると安心です。方角(南向きかどうか)もチェックポイントのひとつです。

【失敗4】近隣住民とのトラブル

■ よくある声:
「隣の家の騒音がひどい」「ご近所付き合いがストレスに…」

■ 対策法:
できれば複数回現地を訪れて周辺の雰囲気を確認しましょう。また、購入前に近隣の人にあいさつをして、地域の雰囲気を聞いてみるのも有効です。不動産会社に近隣トラブルの有無を聞くのも忘れずに。

【失敗5】固定資産税や維持費の想定不足

■ よくある声:
「住宅ローンは払えると思っていたのに、思ったより維持費が高くて家計が圧迫される」

■ 対策法:
固定資産税、火災保険、修繕費の積立などを含めた「トータルの維持費」を試算してから購入を決断しましょう。築年数が古い物件ほど、修繕や保険料が高くなる傾向があります。

まとめ:中古住宅こそ“下調べ”が重要!

中古住宅は「実物を見て選べる」点が強みですが、その分、建物の状態や周辺環境、将来的な費用などをしっかり見極めてから購入することが大切です。

ポイントは以下の通り:

✅ 専門家による建物診断を受ける
✅ リフォームの可否を事前確認
✅ 周辺環境・ご近所の雰囲気もチェック
✅ 維持費・修繕費を含めた資金計画を立てる

「買ってよかった!」と思える住まいに出会うために、事前の準備と確認を丁寧に行いましょう。

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