不動産を売却しようと査定を依頼すると、複数の会社から異なる金額を提示されることがあります。
その中に、明らかに高い査定額を出してくる業者がいることも。
「高く売れるならうれしい」と思いがちですが、実はこの“高値査定”には注意が必要です。
なぜ相場より高い価格を提示する会社があるのか――その理由と見抜き方を解説します。

① 「専任媒介契約」を取りたい思惑がある

多くの不動産会社は、売主から専任媒介契約(1社に販売を任せる契約)を取りたいと考えています。
そのため、「うちなら〇〇万円で売れます!」と他社より高い査定額を出して、契約を勝ち取ろうとするケースがあるのです。

しかし実際には、市場価格より高すぎる物件は買主の目に止まりません。
結果として、長期間売れず、結局値下げして相場価格で売ることになるケースが多いのです。

💡チェックポイント

  • 査定根拠(過去の成約事例や相場データ)が提示されているか
  • 「すぐ売れる」「高く売れる」と強調するだけの説明は要注意

② 売主の“期待心理”を利用しているケースも

「せっかくなら高く売りたい」というのが売主の本音。
その心理を利用して、最初だけ高値で契約を取って時間を稼ぐ業者も存在します。
数か月売れなかった後に「そろそろ値下げしませんか?」と提案し、
最終的には他社と同じ金額で売却するケースも少なくありません。

💡チェックポイント

  • 「3か月後に売れなければ価格を見直す」など、事前に戦略を確認
  • 査定額ではなく、販売計画(広告戦略・内見対応など)を重視する

🔍 まとめ:高すぎる査定より“正しい査定”を選ぶ

査定額が高いことは一見魅力的ですが、
それが現実的な販売価格なのかを見極めることが成功のカギです。

信頼できるパートナーと正しい価格設定をすれば、
結果的に早く・納得できる価格で売却できる可能性が高まります。

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