不動産を売却する際、まず最初に行うのが不動産会社による「査定」です。

しかし、提示された査定額を見て「わあ、こんなに高く売れるんだ!」と喜ぶのは少し待ってください。

相場よりも高すぎる価格で売り出しても、結局売れ残って値下げを繰り返す羽目になり、最終的に買主から「売れ残り物件」と見なされてしまうリスクがあります。

売却を成功させるためには、安易に高い査定額に飛びつかず、物件の「適正価格」を冷静に見極めることが重要です。

ここでは、そのための具体的な3つのコツをご紹介します。


🔑 コツ1:査定額の「根拠」を徹底的に確認する

不動産会社は、あなたの物件の情報を基に、周辺の成約事例や市場の動向を考慮して査定額を算出します。この査定の裏付けとなる「根拠」を曖昧にせず、具体的に尋ねましょう。

🤝 コツ2:最低3社以上の査定を比較し「中央値」を見る

適正価格を見極める最も基本的な方法ですが、非常に重要です。

不動産査定は、会社や担当者の得意なエリア、売却戦略によって必ずブレが生じます。1社だけの査定を信用するのは危険です。

📊 査定額の比較ポイント

  • 極端に高い・低い査定額は除外する:
    • 他社より突出して高い査定額は「契約欲しさ」の可能性があります。
    • 逆に極端に低い査定額は「早く確実に買い取ってしまいたい」という会社の思惑があるかもしれません。
  • 査定額の「中央値」を相場観の目安にする:
    • 例えば、3社の査定額が A社:2,800万円 / B社:3,000万円 / C社:3,500万円 だった場合、B社の3,000万円付近が適正な売り出し価格の目安となります。
    • C社がなぜ3,500万円になったのか、その具体的な戦略(リフォーム提案や特定の顧客層へのアプローチなど)を聞き、納得できる場合にのみ検討しましょう。

まとめ

不動産売却を成功させる鍵は、あなたの物件の適正な価値を知り、その価値を正しく評価し、実現するための戦略を持っている不動産会社を選ぶことです。

高い査定額に惑わされず、上記のコツを活用して、納得のいく売却活動をスタートさせましょう。

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