ポイント1;内容をよく確認してから売買契約を締結しましょう
売主と買主、双方の条件がまとまったなら、いよいよ契約を結びます。不動産の売買契約は、一般的に契約書を作成して取り交わします。仲介業者が取引条件についての重要事項を説明しますので、双方が納得した上で不動産売買契約書に署名・捺印し、権利や義務を履行することになります。注意点としては、基本的に契約内容は自由であるということです。さらに、一度契約を締結してしまうと、簡単に解除することはできません。最終的には自己責任ということになってしまうので、契約内容についてはくれぐれも見落としのないよう確認するようにしましょう。特に期日までに土地や建物などを明け渡しできない場合は違約になってしまいますので契約前によく確認しておかなければなりません。一方で重要な契約条件が不明確であった場合、契約後のトラブルに発展する可能性があるので注意してください。
ポイント2;契約は慎重に! 契約解除は難しい
土地や一戸建て、マンションなどは、とても大きな金額の取引となるため、一度契約を締結してしまうと、基本的には自分だけの都合で契約を解除することはできません。それでもどうしても解除せざるを得ない場合には主に以下のようなものが挙げられます。特に契約違反による解除となった場合は、不動産売買代金の10%~20%という重い違約金が発生するので覚えておきましょう。例えば、3,000万円で売買契約した一戸建てなら、違約金は300~600万円が相場となります。
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